Jardin d'Apsara Paris

アプサラのタロットカードリーディングとパリの暮らし

最後の恋で最高に幸せになる

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20代から50代の方まで、婚活やパートナーシップについてよく相談されます。

最近50歳を過ぎて初婚ですばらしい縁を得られた方、離婚歴のあるお相手とパートナーシップを得られた方のお話を聞きました。

その方たちに共通していた、人生の後半になってこれまでよりもグレードアップした出会いの成功法則とは?

この女性たちは両方とも、高学歴で収入も高く、外見や趣味にもお金をかけられて、いわゆるスペックが高いとされる方。30代後半から40代では、同じく結婚したいと思っている男性との要望がかみあわず、なかなか婚期がつかめなかったと言います。

お二人に共通していた成功ポイント(と私が信じること)。

自分が求めるものよりも、自分に本当に似合う恋愛に切り替えたこと。

「どうしても結婚したい」と思ってらした初婚の方は、お相手に求める基準を徹底的に見つめ直したとおっしゃっていました。

30代40代のころにゆずれなかった、お相手に求めていた基準。長男でないこと、ご両親との同居、住む場所、等々をすべて外したといいます。

見つけたお相手は、その方も50代前半まで初婚、お母様と実家でご同居されていて、ただしお勤め先はとてもきちんとした場所で、収入も安定。

二番目の方は、有名企業で役員にまでなられた優秀なキャリアウーマン。ラグジュアリーなおひとりさま旅行で偶然知り合ったお相手と意気投合して、お付き合いに発展。今は週末、田舎に借りた菜園にお二人で通っています。

お相手は離婚していて、お子さんがいますがもう大学を卒業して独立。

お二人とも、30代40代で出会っていたら結婚できる状況にもなかったし、必ずしもこの人に決められなかったかも、でも人生の後半に入りかけた今だから、本質にフォーカスできた、とおっしゃっていました。

年収〇千万円以上あって、地位があって、仕事に理解があって、何よりときめく恋ができる相手、という期待よりも、本当に自分を愛し大切にしてくれるかという人間性やこれからの生活のありかたを優先できたからと。

もしかすると、もっと若くてもその部分こそが実は一番大切なことでは?

収入はあるに越したことはないですが、相手に頼りきりになったりなられたりの結婚は、とても危険だと私は思います(こちらの記事参照)。

人生の過程で、どちらかが頑張ってどちらかが支える、半分ずつでも、対等になれる余地がないと、パートナーシップは難しい。

男性だって、この不透明な世の中で自分ですべてを背負うのはしんどい、パートナーにも経済的に貢献してほしいと思う人も多いでしょう。

そしてあなたの幸せに貢献したい、どんなあなたでも受け入れようとしてくれる人。

あなたを傷つけるようなことはしない人。

唯一無二、と思う人以外目に入らなくて、その態度の端々に違和感を感じるのに、どうしてもつながっていたい、冷たくされてもあきらめたくない、と思ってしまうこともあります。

でもあなたに本当に必要な人は、その人なんでしょうか?

自分が押しも押されもしない大人の女になって、初めて本当に必要な人に出会えた、と言えるこのお二人、足りないもの、欲しいものを求め続けるよりも、今の自分はもう十分いいけれど、さらにその自分を心から愛してくれるお相手を見つけ、より豊かになれる。

そしてその人を幸せにし、そのことでさらに自分への信頼を高める。

相乗効果の幸せ。

ソウルコネクションのご相談を受けるとき、

「これは執着でしょうか」

とよく聞かれます。

その時に私が、その方に考えていただきたいこと。

「この人との関係は、自分を幸せにしているかどうか」

「幸せって、どんな状態をいうのか」

です。

執着の苦しみさえ、恋の幸せになってしまうことはよくあります。

執着から来る苦しみをとことん味わうのにも、意味はあります。

その段階なら自分の幸せということはとりあえず置いておいて、恋愛の苦しみ、闇と執着をとことんまで味わって、魂の成長を得るのもソウルコネクションのレッスンです。

その時期を抜けると、ある日唐突に、自分の幸せについて違った見方ができるようになるものです。

様々な恋愛の物語を経て

最後に辿り着くただ一人のお相手。

その人と、愛し愛される幸せがあなたに訪れますように。