タロットカード・オラクルカードの学び
タロットカードとオラクルカードはどう違うのでしょうか、どちらを学ぶのが良いのでしょうか・・・というご質問をよく受けます。
タロットカードとオラクルカードは歴史と成り立ちがそもそも違います。
タロットカード
タロットカードは、15世紀にスペインに進出したイスラム勢力の兵士たちが余暇に楽しんだカードゲーム(現在みられるトランプの数札とだいたい同じもの)がもとになっており、そこにイタリアの貴族の人々が、ゲームをより複雑にするために絵札(のちに大アルカナと呼ばれるようになった札)を付け加えました。もともとは裕福な人々の世俗的な遊び道具で、手描きの芸術品だったものです。
のちに印刷で量産できるようになり、ヨーロッパ全域に広まったタロットが転機を迎えたのは、フランス革命のころ。
タロットのエジプト起源説という荒唐無稽な説が、ナポレオンのエジプト遠征などのブームもあって、一躍タロットの神秘性を高めることになりました。
さらに時代は下り、19世紀末、イギリスの魔術結社「黄金の夜明け団」が、タロットカードを今日知られるような形でポピュラーにしたとも言えます。
この結社のメンバーであったアーサー・エドワード・ウェイトが、パメラ・コールマン=スミスに挿画を依頼してできあがったのが、今日最もスタンダードなタロットデッキとして知られるウェイトスミス(ライダー)版。それまで主に数と記号しか記されていなかった数札に、歴史的な図像からインスピレーションを得たイラストが加わります。
ヨーロッパの歴史、芸術、宗教と図像学を色濃く反映するタロットカードは、しかし現在ではより多くの人の感性と現代的な必要性に答えるため、様々なバリエーションが生まれています。
オラクルカード
オラクルカードの起源は、ラテン語源が示すように、文字として記録されるようになったのは歴史時代ですが、その源流は旧石器時代から残る洞窟画などに狩りの成功
や豊作の祈りが込められているように、もともとは自然の様々な現象や姿から、未来を予測したり、するべき行動を判断したりする行為だったと考えられます。
現代で私たちカードリーダーがしていることは、亀の甲羅を焼いたり、鳥の飛ぶ姿や群れの形、煙の上るさまなどを観察する代わりに、様々な神話や伝承からきたシンボルを記したカードを選び、そこから大いなるものにつながって善き言葉を降ろす行為と言えるでしょう。
人類に普遍の経験、人物像、出来事を象徴するものが多いカードを解釈し、これから起こるべき可能性を読むことが主流のタロットカードに比べ、オラクルカードはより自分の直感を重視し、人生を豊かに生きるための導きを得るスピリチュアルワークに適しています。
自分やクライアント様のハイヤーセルフと繋がり、アカシックレコードにアクセスすることも、オラクルカードを通じて可能になります。
また、タロットカードリーディングの補助や、問題解決の方法をオラクルカードに伺ったりする場合もあります。
オラクルカードのみを使ったセッションは、ライフパーパスや自己変容プログラムなど長期にわたるものもデザインできます。
🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈🌈
アプサラのタロット・オラクルリーディングスクールでは、一期に最大4名様までの完全個人セッションで、次のような課題に取り組みます。
ご自分のために読みたいあなたへ・・・
- オラクルやタロットカードを持っているけれど、あまり使いこなせていない。どうやってカードの力を引き出せばよいのかわからない
- タロットやオラクルカードの意味解釈が難しく、ようやく決めても、間違っているのではないかと思いやすい
- 宇宙や大いなるものが自分のライフパーパスや、どうしたら望む人生を送ることができるのかについて、どんなメッセージを自分のために送ってくれるのか知りたいけれど、カードを引いてもよくわからない
- 人生で行き詰っている、同じパターンの問題がくり返し現れるため、解決方法が知りたい
- 直観力の磨き方を知りたい
他の人のためにより優れたメッセージを送りたいあなたへ・・・
- 自分に与えられているスピリチュアルな才能を開花させ、他の必要としている人に的確に明瞭なメッセージを読めるようになりたい
- よりクライアント様の心に響き、結果につながるカウンセリングやリーディングのこつをつかみたい
- 自分がどんなリーディングやテーマでブランディングできるか知りたい
- セッションの展開やメニューの作り方、起業のノウハウを知りたい
🌟タロットスクールの募集は、毎年12月と7月に一期最大4名様のみの予定です。
ご興味がある方は下から要綱をご覧ください↓