Jardin d'Apsara Paris

アプサラのタロットカードリーディングとパリの暮らし

恋愛とSNSのお作法

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みなさんは、恋愛にSNS活用するほう?ですか?

 

恋愛の始まりのころ・・・好きな人とまずはSNSでつながって、いいねしたり、コメントしたりって、楽しいですよね。

 

そこからもっと進んで、相手のポストをチェックして交友関係とか趣味とか、女性の好みとかも、分析したりしたくなりますよね。

 

上級になってくると、自分のポストについたほかの男性のコメントや評価にどんな風に反応するか、観察したりして・・・・

 

相手がSNSをどういう風に使っている人なのかによって、SNSがあなたの恋愛に占める重要性は全く違ってくると思います。

 

私の場合、主要なSNSはほぼすべて使っているのですが、恋愛関係ではFBのメッセンジャーやWeChat、LINEなど、相手によって、使う主要なSNSが違っていました。

 

FBはどちらかというと、仕事やプライベートのつながりで公的な立場を前面に出している人が好む媒体かと思います。本名しか基本的に使えないし、素性を知るには一番役立つかも。

 

わたし自身が仕事のつながりによく使っているので、そちら方面から始まった恋愛ではしょっちゅうメッセンジャーでチャットをしていました。付き合うまではメイル1000通、付き合っていたのは3年間くらいでしょうか・・・・FBメッセンジャーは毎日でした。

 

WeChatのいいところは既読かいつ読んだとかわからないので、いちいち気にしないで良いところです。WeChatは面白いスタンプが多いし、ボイスメッセージも送れるし、世界中を飛び回って忙しかったこのお相手は、立ちどまっていちいちメッセージを打つよりも、音声入力やボイスもよく使っていました。ただWeChatは中国当局に情報が筒抜けだそうなのが、なんとなく気にはなっていました。

 

LINEが主な連絡手段だった方は、前の2人とのやりとりが実際の会話の応酬とほぼ同じリズム、分量、だったのと違って、日本人だからか凄くきちんとした文章をまとめて書いてくれる人でした。ラリーよりは一日に数回のまとまった往復という感じでした。ただ、お相手が私のペースに合わせて、一日空いたときは一日、二時間開いたときは二時間、と几帳面なのが、面白いと思いました。自然と私もそうするようになりましたが、なんとなく、窮屈な気もしました・・・。

 

私の場合、恋愛の相手がみんなものすごくコネクテッドな人ばかりで、付き合ってからも、距離に関係なく、頻繁につながっていたいらしく、巷で良く言う、男性はSNSを用事のある時にしか使わない、などということは全く違う世界のことのようでした笑。

 

そこからも、一般論から一喜一憂することにはあまり意味がないと思います。

 

私がご相談を受ける方の中には、あえてSNSではつながらないし、つながっても見ないようにしている、という方も。

 

お相手の一日の過ごし方や、いつ投稿しているとか、他の女性のポストにリアクションしてるか・・・・なかなか進展してない時期に、そういうものを垣間見てしまうと、それがお相手のほぼすべてなのかそれともほんの一部分なのかもわからなくて、疑心暗鬼になることも多いですよね。

 

私の場合、FBでつながっていると組織の中でのお相手の立ち位置や、交友関係のプライベートが知れて良かったです。

 

でもそれは、リアルにきちんと知り合っていたので、よくわかったのですが、お相手のすべてには程遠い量と質の情報です。

 

私も自分のプライベートに関してFB に出す情報は仕事の相手に見せられる種類のものに限っていますし、政治的なことについての自分の意見や、仕事の核の部分、誰とどのくらい親しいのかを悟られることはないようにしています。

 

逆に言うと、ここで自分をどのように見せられるかで、お相手に与える印象も随分違うと思います。自分のTLはあくまで公の舞台。

 

みんなの益になるような情報を出しているか、楽しくあと腐れない話題を選んでいるか。きれいなもの、楽しいもの、ためになるものを、自慢するのではなく人のために発信してるかどうか。

 

あなたのポストにいろいろな人がいいねやコメントして盛り上がっていたら楽しいですし。お相手も、パートナーがみんなに好かれる人だといやな気はしないですよね。

 

公の舞台で私生活を垣間見せる場合は、みんなに向けた可愛い投稿をするのが良いと思います。ごはん、趣味、植物、ペット、おうちのちょっとしたプライベート空間など、自分が楽しんでいて、ふだん外からは見えない意外な部分をほんの少し見せるのがいいかもしれません。

 

人の悪口、愚痴やネガティブな意見は直接書かない。

 

あまりにも勧善懲悪やわかりやすい感動ニュースのシェアやRTはしない。

 

自分の興味のある、あまり知られていないようなネタで書かれた良い質の記事をたまーにシェアすること、尊敬している人の記事、映画、本の紹介、そういうことで自分の人格を浮き上がらせるというのが上級テクニックです。

 

お相手がコメントしてくれたら、思い切ってDMで軽く返してみては?

 

 

さて、SNSのネガティブ方面ってすごく要注意な点がいくつもあります。

 

まず妄想の世界に行ってはダメ。

 

まだ本当に親しくなっていない場合、お相手が何の気なしに発信してることが、自分とか、誰かほかの女性に振ってる?と気になることもあったりして笑

 

お相手も人間だから、寂しいとき、自分をわかってほしい時もあって思わずつぶやいたかもしれないし、多分だれか特定の人に宛ててる確率は低い。

 

でも、恋愛初期のふわふわな頭の中では、自分の都合の良い方に解釈する確率も高い。

 

だから、好きになり始めたなら、ヴァーチャル世界で垣間見えるものは置いておいて、もっと自分自身が確かめた感触を大事にして、まずはリアルなお相手との距離を縮めることをあくまで目標にするべきだと思います。もちろんリアル世界で会ったときに、SNSフォローしてますよってさりげなくわからせるのはいいかもしれません。

 

上にも書きましたが、SNSに出す情報は、社会的地位がきちんとしていればいるほど、「自分が」見せたい情報であることが多いです。だから、出ているものはたぶん、お相手の全貌とはかけ離れていると思うのです。

 

リア充発信の世界を真に受けて、そこに見えてるお相手の素敵な部分に目をくらまされないように。

 

それと、FBなど公的な色が強いコメント欄で、パーソナルな書き込みをしたりは本当に危険です。

 

お相手があなたのポストに反応しない場合。興味がないよりは、友達の数が一定数ある場合、一日でも見なければ新しいポストはどんどん下の方に行ってしまう。FBには選別機能のアルゴリズムもあって、頻繁にタイムラインに上がってくる相手は限られていることもあります。単にあなたのポストが見えてない、見たとしても自分がそこで反応することをあまり重要と考えてないからという可能性もあります。

 

あくまで、お相手がそのSNSをどのようなセッティングで使っていて、どの程度自分の時間や関心を割いているのか、によって、全然違ってくるはずです。

 

幼馴染やずっと長い間恋人としてではなくても知り合ってきたお相手なら別ですが、そうでないなら、お相手はあなたの知らない世界やたくさんの人に囲まれていることでしょう。

 

その社会性に十分配慮して、慎重にSNSを使うことをおすすめします。

 

目指すは公の舞台で自分を知ってもらうことをある程度したら、なるべく早くプライベート空間に行くこと、です。

 

頑張りましょう❣