Jardin d'Apsara Paris

アプサラのタロットカードリーディングとパリの暮らし

幸せのレッスン(2)ハッピーダイアリーをつける

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幸せについて科学的に考えるイェール大学の講座から学んだことの第二部です。

 

第一部(幸せのレッスン(1)幸せってそもそも何かを自分軸でとらえなおす - Jardin d'Apsara Paris)に書いたような幸福についてのバイアスや直感を踏まえたうえで、何をしていけばより幸せを感じられるか、具体的なワークしてみましょう。

 

(1)7日間、今この瞬間にフォーカスして幸せを味わう訓練をする

7日間、あなたが幸福だと感じることを選び、それをしている間そのことだけに集中する。

 

温かいお風呂に入る、おいしい食事をする、外での散歩、自分が幸運だと思いながらそのすべてをより強く深く経験するようにつとめます。その時には、していること以外のことを考えるのはやめるようにしましょう。

 

(2)幸せ言葉日記 HAPPY DIARY

お気に入りの色やデザインの素敵なノートを一冊買いましょう。

 

一日の最後に、ノートを開いて、5分から10分かけて今日幸せを感じた5つのことを書き留めてください。

 

スマホのメモなどに書くよりも、直接意識と無意識に響かせるように手で書くのがおすすめです。

 

文章でも言葉でもよいので、自分に幸せを与えてくれた人やことを思い出しながら、その時の感謝の気持ちをしっかりともう一度思い出しながら書くことで効果が倍増します。

 

私だったら、朝起きて、挽きたてのコーヒーと豆乳でラテを作って、明るいリビングでお気に入りのエルメスのカップでゆっくり飲んだこと。

同僚に、仕事の役に立つ情報を上げて喜ばれたこと。

駅の階段でお年寄りの荷物をもってあげてお礼を言われたこと

などでしょうか・・・・。

 

(3)自分の幸せについて、正しいゴールを設定し続ける

第一部で言っていますが、我々の多くが幸せと思うゴール自体が間違っているという場合が多くあります。

 

年収75000ドル以降は稼ぎと幸せ度との相関性は小さくなっていくという統計もあります。

 

真実の愛は、1、2年後にはきっと落ち着いた普段の関係になっていくでしょう。

 

マインドは外部に影響されやすいため、絶対ではなく相対的に考えてしまいます。SNSでの他人の投稿や、美しいとされる人の広告から、もっと持ちたい、自分には何かが足りないという気持ちは、あらゆる手段で刷り込まれ続ける外部基準によって資本主義が望む消費行動を促進するために利用されていると考え、もう一度よくよく自分軸で考え直してみましょう。

 

個人的には、若いころは上昇志向で全く構わないと思います。それによって、努力するエネルギーがわき、自分の理想像に近づいていくなら悪くない。でも、「ない」という1点に集中すると、ほかのことが目に入らなくなり、持っているものは見えなくなる。

 

逆に願いが叶っても、一人で生きているのではない限り雨の日もある。それがかなわなくとも別のいいことが必ずある。前半でも言っていますが人間の心のResilience能力は高いのです。世界観を変える力さえあります。

 

(4)7日間、1日数回の親切な行いをする。

人間は、他人の役に立っていることにこそ真の喜びを見出すことが多い。個人差があれどもこれは人間の本来の性質のようです。

 

自分の時間を使いすぎたり、やりすぎる必要はありませんが、他の人を本当の意味で助けたり、ポジティブな方向に影響のある行動をする。

 

同僚を手伝う。

お金を何か善きことのために寄付する。

知らない人にやさしい言葉をかけるだけでも良い。

自分がしてもらったことに対してお礼の手紙を書く。

献血する。

 

これも書き留めておきます。

 

(5)社会的なつながりを構築し維持する

(4)とも関係していますが、幸せとは人とのつながりを実感することから多くもたらされます。

 

私は同じお店に買い物に来た人や、飛行機で隣に乗った人、バカンスの滞在先で知り合った人とお話しすることがあるのですが、そこから、数年にわたるお付き合いができたことが幾度かあります。

 

多くはその場の会話だけで終わりますが、1日に一つ、続いても続かなくても社会的つながりを作ることを心がけるのは楽しいです。

 

電車の中で知らない人と話す、同僚に今日はどういう気分か聞く、スタバでバリスタと話す、同じ建物に住んでいるお年寄りやお子さんのいる隣人と話すとか、もろもろです。

 

1週間に一度は、今持っている関係を維持するために、遠くにいる友人、家族、親戚、長く会っていない誰かと電話でもいいし、会う機会を設ける。

 

これもどこかに書いておいてレビューします。

 

(6)自分の精神と肉体に良いことをする

1週間のうち4日は7時間以上眠りましょう。カフェインやスマホへのアクセスをおさえましょう。こういうことも記録します。

 

第3部では、幸せバイアスの乗り越え方について書きます(幸せのレッスン(3)幸せについてのバイアスを乗り越え、自分の幸福を内在化する - Jardin d'Apsara Paris