Jardin d'Apsara Paris

アプサラのタロットカードリーディングとパリの暮らし

スターシードのミッションとは(1)

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今日は スターシードについてその1ということで,地球と星との関係について、まずは書きたいと思います 。

参考 R. Campbell, D. Noel ‘The Starseed Oracle Guidebook’

 

タロットやオラクルカードに親しまれている方は、スターシードという言葉をお耳にされたことがありますよね。スターシードのソウル(星の種・星起源の魂)は 、神秘的で 計り知れない ものごとへの 憧れを持つ傾向がある と言われます。 自分はどこから来たのか、そしてどこへ行くのか?

 

スターシードは 「古き魂」とも言われ、 地球以外の場所 の生を経験したことがある人々と言われます 。一説には、今のように地球が危機的な状況に陥ったとき、地球が宇宙に対して助けを求めるシグナルを発して、地球のために働いてくれる魂を転生させるとも。

 

我々はみなスターシードかもしれませんが、中にはまだ気が付いていない人も、逆に前世の記憶がよりはっきりしているため、スターシードとしての強い特徴を示している人もいるようです。

 

この地球上で暮らしているのに、地球ではないどこかを知っている感覚、その場所をいつも懐かしいと思う気持ちがあるということも言われます。 また、覚醒した生き方により自らの個人的な生をより良いものにするための進化を続け、一方で過去生の経験や現世での困難を、ほかの人々の救いのために役立てることにより、地球全体の幸福に貢献するという、二重のミッションを持っていると言われます。

 

我々の世界の歴史の中で、宗教や科学は宇宙の謎について、そして我々人間が肉体の世界を超えて存在しているのかということについて、色々な考え方を示してきました。

 

世界に散らばる創造神話の中には、星にまつわるお話がたくさんあり、魂の地球外起源説を裏付けているようにも思えます。特にオリオン座と、古代文明との関係についてはいくつもの仮説があります。古代エジプトの主神の一人、 オシリス神はオリオン座から、その伴侶のイシス女神は空で最も明るい星、シリウス星 から飛来して、2人が世界を作ったことになっています 。世界七不思議のひとつ、ギザのピラミッド の三基の並び方と大きさの比率は、オリオンのベルトといわれるミンタカ、アルニタック、アルニラムという3つの星に呼応する形で配置されていると言われます。地球の反対側ではテオティワカン遺跡(現在のメキシコ) にある 太陽・月のピラミッド・ ケツァルコアトルの神殿 といった 建造物も オリオン星座と 正確に呼応する形で並んでおり、神々はこの宇宙と完全に一体化した地球上の場所に訪れたと伝えられているのです。いくつかの文明は、現代でも説明のつかないほど詳細な星や宇宙についての知識を持っていたようで、例えば同じくメキシコのユカタン半島の マヤの古代文明は、石の神殿や観察所を作って星を観察し、極めて正確な星や宇宙の暦を作り上げていました。

 

アメリカのアリゾナでも、ネイティブアメリカンの一族が、オリオン星座の 配置と呼応するような 形態の人工の丘を作っています 。

 

西アフリカのマリでは、シリウス星から人の姿をした 存在(「水の主」ノンモ)がドゴン族を訪れ人類の始祖となったという驚くべき伝説があり、シリウス星が夜空のある特定の位置に至る時に、シグルと呼ばれる祭祀を行っています。

 

イギリスでは、有名な新石器時代のストーンサークルが天の川に一致する形で作られています 。ストーンヘンジも、夏至と冬至の日の最初の太陽の光線を受けるように作られています。私が昨年訪れた、ストーンヘンジよりもさらに古いヨーロッパ最古の巨石文明と言われるマルタ島の神殿でも、同じ構成が見られました。

 

ケルト神話・ ギリシャ神話でもこのような 星と空 に関係した伝説や神話が多く 見られます。 ギリシャ神話における牡牛座の神話や、ヒアデスやプレアデスなどのおうし座の散開星団はいくつもの古代文化によって言及されています。ギリシャ神話でオリオン座は 狩人の伝説に基づいていますが、ケルトの伝説でも同じように狩人や王と結び付けられています。

 

オーストラリアではアボリジニの人々が65000年以上の長きにわたって、空に関係する夢物語を伝えてきました。例えば イムの卵に関係する神話などです。天にある「大空のイム」として知られている星座の配置が、地上のイムの卵を集めるのに最適の時を知るために使われています。

 

次はスターシードのミッションとは何かについて書きたいと思います。

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