Jardin d'Apsara Paris

アプサラのタロットカードリーディングとパリの暮らし

肌のお手入れ・ラゾットでシミを高速除去

f:id:ApsaraParis777:20201029011939j:plain遅れ遅れになっていた皮膚科の先生とのアポイントメントに朝いちばんに行ってきました。

仕事で酷暑の国に行って、太陽の照り付けるなか一日中外で視察したりすることが多かったため、日焼け止めを塗ってもすぐ流れ落ちてしまい、それが今になってシミ予備軍になって出てきてしまっているようです💦

特に左の頬の目立つところにあるシミはもう予備軍ではなく、レギュラーになりつつあり、コンシーラーでも限界かな、と思っていたところ。

 

先生に、全体の肌の様子を見てもらったら、濃くなってきていても、表面にあるシミはすぐにとってあげるとのこと。ええ?きちんとまたアポを取って手術の準備をするんじゃないのかと思いきや、手術台に寝かされ、マスクを取って、先生が取り出したのはドライアイスのように湯気の立つスポンジ状のものが先についている棒。

「ちょっとピリピリするわよ」と言いながら先生はそれを私の頬に三回ほどおしつけ、「はい、オシマイ。これから3週間、毎晩、SPF50の成分も入ったラロッシュポゼ―の傷薬を焼いた部分につけてね、そしてマスクのせいで肌がざらぜらしている顎のところにはアヴェンヌのクリームを塗って」

と・・・。

これは、マイナス160度くらいの液体窒素(l'azote)を患部に湿布することで、肌表面の細胞を破壊し肌を滑らかにする、フランスではよくつかわれるシミ取りのテクニックだそうです。

今日のお昼はある国の高官との会食に呼ばれているので、絆創膏を張るのはちょっと、と言ったら、貼らなくていい、マスクがあるからいいでしょう、と。

確かに、コロナになって、常にマスクをしていられるようになったので、友人もこれ幸いとシミ取りをしていました。

 

ちなみに、日本でもよく知られているAvèneも La Roche-Posayも、温泉水を主要成分にした薬局ブランド。同じ先生に数年前、スキンケアは高いブランド品は使わなくてよい、薬局ブランドのBIODERMAにしなさい、と言われて以来、基本的に朝のローションと保湿クリームはいつもそれ。夜は一週間に二回スクラブと泥パック、一回は高めの保湿や美白パック、美白セーラムもEUCERINというドイツの薬局ブランドのものを使っています。

ずっと同じものだと飽きてしまうし、高級ブランドのものは、香りも見た目もすてきなので確かに癒されますが、薬局ブランドに比べて肌に刺激が強すぎるのは確かです。

 

また、最近夏が終わるころに髪が傷みがちなことに気づいたので、9月から亜鉛と銅、赤海藻成分などの入っているサプリメントを常用しています。

 

シミ取りも含めた今日の診察費は、3000円強。全額医療費の払い戻し対象です。

フランスは、社会保障が非常に充実している国というのはよく知られていますが、シミとりも医療費としてカバーされるとはびっくりしました。

 

「一年中、日焼け止めはSPF50をつけることを怠ってはダメ。その根気があとになってから実るのよ。ほかの気になる部分は、美容整形外科医に相談してね」と言われてアポは終わり。

さて、このシミ取りが成功してきれいな肌になるかどうかは、1、2週間してまたご報告しようと思います💓